G-EAZY
米/カリフォルニア州オークランド出身、1989年5月24日生まれ現在28歳のラッパー/プロデューサー、Gイージー。本名はジェラルド・ギラム。
193cmの長身とハンサムなルックス、シンプルかつ高級感漂うファッションセンス/スタイリングでラッパーとしてだけではなく、ファッション・アイコンとしても注目されており、2015年のGQマガジン「The 10 Best-Dressed Men at New York Fashion Week」にも選出されたモデル系ラッパー。
キャリアのスタートは15歳の時、高校の同級生であったラッパー、リル・Bが所属していたバークリーのヒップホップ・グループ、”ザ・パック”が2006年にリリースした「バンズ」がローカル・ヒットした事に触発され、自らもラッパーとして活動をスタート。
進学先となったニューオーリンズのロヨラ大学で音楽ビジネス等を学び、ラップの他にもプロデューサー、デザイナーとしての知識も獲得。自身で楽曲制作、デザイン、リリースまで全てをこなすDIYスタイルで数々のミックステープ作品を発表し、全米各地のクラブパフォーマンスなど地道に活動を続け、徐々にファンベースを拡大していった。
大学卒業後、アメリカのシンガーソングライター/俳優のジョニー・キャッシュを参考にしたヘアースタイルと全身黒の洗練されたスタイリングで現在に繋がるビジュアルを確立。2013年頃からはリル・ウェイン、ドレイク、スヌープ・ドッグ等のオープニングアクトを務め、リル・ウェインやT.I.をマネジメントしていた“Blueprint Group”との契約を獲得し、2014年6月にはフル・アルバムとしては待望のデビュー・アルバムとなった『ジーズ・シングス・ハプン』をリリース。新人としては異例の初週セールス5万枚弱の売上を記録し、全米アルバムチャート3位、R&B/Hip Hopアルバムチャートで1位を獲得。このヒットを受けてRCAとの契約を獲得し、メジャーデビューに先駆け先行リリースされた「ミー、マイセルフ & アイ feat.ビービー・レクサ」でも、全米RAPチャート1位を獲得するなど特大ヒットを記録。その「ミー、マイセルフ & アイ feat.ビービー・レクサ」も収録したアルバム『ホウェン・イッツ・ダーク・アウト』は全米アルバムチャート5位を記録し、一躍トップ・ラッパーとしての仲間入りを果たした。
今年に入ってからは大ヒット映画“ワイルド・スピード ICE BREAK”の主題歌で、シンガー、ケラーニとの共作「グッドライフ」の参加や、世界最大級の都市型フェスULTRAやTomorrowlandなどにも幾度となく参加する人気DJ/プロデューサーのカーネージとの共作EP『ステップ・ブラザーズ』のリリースなど更に活動の幅を広げており、8月に開催される<サマーソニック2017>での初来日も決定。名実共に全米だけではなく世界的に注目を浴びる新進ラッパーとして今後の活躍が期待されている。