ROYAL BLOOD

イギリスの中でもロックの街として知られるブライトン出身、2012年結成。結成当初はマイク・カー(vo/b)とマシュー・スワンというオーストラリア出身のドラマーというラインナップだったのだが、2013年にはもともとマイクの友人でもあったベン・サッチャーにドラマーが交代している。ベース/ヴォーカルとドラムという変則的な編成でありながらラウドなブルース・ロックをプレイしていた彼らにいち早く注目したアークティック・モンキーズのドラマー、マット・ヘルダーズは、まだデビュー前のこのバンドのTシャツを2013年夏のグラストンベリー・フェスティヴァルで着用してステージにたった事から、当時まだ無名のROYAL BLOODは注目を集めるようになる。

2013年11月にデビュー・シングル「Out Of The Black」を発表、その独創的でエキサイティングなサウンドは全英のメディアに「一大センセーション」として取り上げられ、同シングルは英ロック・チャートで堂々1位を記録、BBCでは「Sound of 2014」に選出されるなど、さらに大きな注目を集めていく。2014年2月にはセカンド・シングル「Little Monster」を発表、SXSW出演の直前となる3月には全米で4曲入りのEPを発表し、イギリスのみならず全米のメディアからも絶賛を受けるようになる。

NME Award Tourに参戦したり、アークティック・モンキーズの公演のサポートとして大きな会場でパフォーマンス、7月に行われたT in the Parkフェスティバルを含む数々のフェスティバルへの出演で、音源だけでなくその衝撃的なライヴ・パフォーマンスも話題を呼んでいく中、いよいよ8月に全英でデビュー・アルバムを発表する。なお、アルバム発売月となる8月にはレディング・フェスティバルへの出演も決定している。